森林土木事業に係るコンサルタント業務

治山林道部では、森林土木に係る測量・設計・調査等業務を行っています。

治山事業

安全安心な生活のために、自然災害から県土を守り、住みよい郷土づくりを目指しています。

災害関連緊急治山・緊急総合治山事業

・笠間市上加賀田 地内

令和元年度に発生した台風19号により山腹斜面が崩壊し、渓流内に土砂が流出しました。

 

土留工により、崩壊斜面の復旧、谷止工により土砂の流出を防ぐ工事を行いました。現在では緑化が進み、山林に戻りつつあります。

◇林地荒廃防止施設災害復旧事業/津波対策緊急整備事業

・北茨城市関南町神岡上 地内

東北地方太平洋沖地震により、浸食を防ぐための防潮護岸が倒壊しました。

 

災害復旧後、さらに、津波や高潮・波浪から県民の生命・財産を守るために、防潮護岸工の嵩上げを行いました。

林道事業

林道は、森林で生産された木材の輸送のため、地域に住んでいる人々の生活のため、また、登山や森林浴など山でレクリエーションをするため、そして、災害時のう回路などとして広く利用されています。

茨城県内の林道をいくつかご紹介します。

 

◇北筑波稜線林道

(桜川市 北筑波稜線林道第Ⅱ工区)

木材産業の発展と農山村地域の生活道、災害時のう回路として重要な役割は果たしています。

 

◇林業専用道

(笠間市 岡の宿八田線)

幹線となる林道と森林作業道をつなぎ、大型トラックでの木材の搬出を想定した必要最小限の規格構造の道です。

 

◇奥久慈グリーンライン林道

(大子町・常陸太田市 水根持方線)

幹線となる林道を一体的に整備し、森林・林業の活性化と生活環境基盤の充実を図ります。

 

◇奥久慈林業地帯林道

(大子町 袋田・男体・湯沢線)

奥久慈地域の森林の有効活用と観光開発を図るとともに、地域の防災道路としての役割を担っています。