2024年頭所感「豊かな森林と緑の循環の未来」

公益社団法人茨城県森林・林業協会

理事長  石井 邦一

 豊かな森林と緑の循環の未来

 新年あけましておめでとうございます。

 清々しい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 さて、昨年11月に秋篠宮皇嗣殿下をお迎えして全国育樹祭を本県で成功裡に開催することができました。これにより森林を県民総参加で守り育てていく機運が高まっております。

 私たちは、将来にわたって豊かな森林が公益的機能を発揮するとともに、「伐って、使って、植えて、育てる」緑の循環利用を進め、人と森林とが共生する社会を実現させてまいりたいと考えております。

 そして、当協会としましては、本県林業の持続的な成長・発展を目指して、関係機関や団体等の関係者の方々とスクラムを組んで、次の三つの取組を進め、「みどりの新時代」をリードしてまいります。

 一つ目は、スマート林業による県産材の低コスト安定供給の実現

 二つ目は、県産木材を利用した木造建築の拡大

 三つ目が、緑の担い手の育成と自立した森林経営の促進です。

 是非とも県民の皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

 皆様方のご健勝とご多幸を心から祈念しまして新年のごあいさつとさせていただきます。